EMSパッド

業務用EMCパッド

最大透磁率200,000(真空中)のナノ結晶磁性体層と導電性の高いアルミ層が複合することにより、低周波磁界のエネルギーが迂回する。さらに反射、吸収を繰り返し低周波磁界を減衰させる。

当社製品と従来製品の電磁波シールド比較(素材地)

上の電磁波シールドグラフは周波数0Hz~1000KHzに於ける「遮蔽磁界強度」を測定したものです。EMSパッドは従来の皮膜素材ではほとんど遮蔽性能がなかった 交流電流やIH調理器などから発生する低周波磁界を遮蔽します。下のグラフは高周波電磁波のイズに於けるKEC法で計測した電界シールドデータです。

電磁波を遮蔽します。

理論的な裏付け

1. 電磁遮蔽効果の理論式

Sが大きいほど、電磁遮蔽効果は高くなる。したがって電磁シールド素材にはδが大きな素材を選ぶ必要がある。EMSパッドには、高透磁率磁性材シート(120μm厚)を使用した。

2. 素材の多層化による電磁遮蔽率の向上

素材を多層化したときの電磁遮蔽効果Sの理論式を下記に示す。

Sが大きいほど、電磁遮蔽効果は高くなる。電磁シールド素材を積層化させることにより、電磁シールド性能が向上する。EMSパッドは、アルミニウム箔と高透磁率磁性材シートの5層構造で構成されている。

3. 遮蔽磁界強度測定試験

遮蔽磁界強度の測定には下記の方法を用いる[図2]。トラッキングパルスを送信ループアンテナから送信、被測定素材を隔てた受信ループアンテナにて受信し、遮蔽強度を測定する。


▲ 図2 遮蔽磁界強度測定試験方法

EMSパッドの遮蔽磁界強度測定試験結果を図3に示す。本シートは、アルミニウム箔と高透磁率磁性材シートの5層構造で構成することにより、0.7mmの厚さにもかかわらず、素材値における遮蔽磁界強度測定試験において、100Hzから300Kzの低周波電磁界で最大60dB(99.9%)程度の遮蔽率が確認された。IH電磁調理器から発する低周波電磁界は20kHz~30kHzがもっともエネルギーが強いのを確認しており、その付近の遮蔽率は60dB(99.9%)あると確認された。


▲図3 シールド性能の測定データ
(※注10の2乗の対数目盛なので均一ではない)

参考文献:最新 電磁波の吸収と遮蔽,日経技術図書