メディカル・エイド社が開発した多機能電磁波シールドテントです

持ち運びが容易で、どんな場所でも30分以内に設置可能
他社製品と違い、折りたたみを繰り返しても性能が劣化しにくい
通常のテナントビルに設置する場合、消防法に適合

近年、無線通信技術の発展により、空間には多くの電磁波が存在しています。機器の開発段階などでEMI測定をしようと思っても、電磁環境の良くない場所では単純ではありません。測定結果が実は外来ノイズだった、ということもしばしばです。EMCテントは、外来ノイズの影響を減らし、簡易的なEMI測定を可能にします。また、機器同士の電磁干渉を低減するためにも、EMCテントは効果的です。

【特長】

  • ■組み立て設置が簡単。持ち運びや宅配も可能
  • ■光源や空調が不要
  • ■安価(同等製品と比較して割安、さらに施工費不要)
  • ■組立・収納を繰り返しても性能がほとんど劣化しない。(他社製品は折りたたみ不可)
  • ■据え付けでなく、スプリンクラーも有効なので通常のテナントビル内でも消防法に適合します。
  • ■銀繊維を使用しており、ニッケルメッキ生地のように金属アレルギーを引き起こしにくい

パルス爆弾や太陽フレア対策に有効

パルス爆弾から発生する高高度電磁パルス(HEMP)のにより、おおよそ50kV/m(DC数10MHz)電界強度が発生し、地上にある情報・通信機器を含む電子器機や電力・通信線に高電圧の電流が誘起されます。10kV/m以上の電界強度が一瞬でも照射されると、電子器機や電子システムを破壊することが予想されています。電磁波シールドテントは2重タイプで電界強度を100分の1前後まで減衰させる能力があるので、電子器機のパルス爆弾対策製品として有効です。

重要なインフラ施設である電力・通信事業者や防衛・防災機関は対策をする必要が有り、衛星電話端末だけでなく、重要な電子器機を破壊から守る対策が必要です。パルス爆弾や太陽フレアのリスクが高まった際に、EMCテント内に重要な電子機器類を保管することで破壊から逃れることができます。組立に要する時間は訓練をすれば10分以内に完了できるので、普段は折りたたんで保管しておくことができます。EMCテントは未使用の場合は10年以上性能は劣化しませんので、万が一に備える製品として有効です。

組立方法

EMCテントは組立が簡単です。2名で30分以内に設置可能。分解すると大変コンパクトで、宅配便でも送れるサイズです。

最初に底面のパイプを組み、奥から組み立てていきます

パイプをジョイントで繋ぐだけなので、組立は簡単です

ジョイントはネジ式なので、解体も素早くできます

コード類の挿入口もシールドカバーで厳重にプロテクト

光源も空調も不要で、どこでも30分以内に設置できます

写真は特大サイズ(巾180cm×奥行270cm×高さ200cm

コード類は挿入袖より引き込んで封止します。

オプションでコード類からのノイズ侵入を防ぐコネクタボックスが装着できます。コネクターの種類は自由に選べます。

テントの挿入袖と接続します。

金属アレルギーとは、金属と汗に含まれる塩素イオンの作用によって、皮膚が拒絶反応を起こして皮膚がかぶれる状態をいいます。 銀は極めてアレルギー症状を発現しにくい安全な金属です。一般的な電磁波シールド材の多くは、安価なニッケル等の金属メッキを使用しています。 ニッケルは直接肌に触れた場合、他の金属に比べて溶けだしやすく、汗をかいていれば、 汗に含まれる塩素イオンの作用でより溶けだしやすくなる性質を持っているので注意が必要です。

当社の「MGネット」製品は使用目的、安全性を考慮し、コーティングに銀を用いて金属アレルギーの危険性を最小限に抑えています。また、生地に電磁波シールド材をコーティングしている一般的な製品と違い、 「MGネット」製品は繊維レベルで銀コーティングを行っていますので、 コーティング材の磨耗や剥離にも強く、耐久性のある製品です。

仕様書

パーツ&素材 本体シールド材 EMC対策用MGネット(ナイロン繊維に銀をコーティングし防錆加工
底面&シームトリミング 導電布(銅ニッケルコーティング)
フレーム 溶融亜鉛メッキ鋼管に高機能プラスチックを密着被覆
ファスナー シールドファスナー
シールド性能(KEC法) 100kHz~3GHz 2枚重 32~45dB(E-field)
4枚重 50~60dB(E-field)
シールド性能(フリースペース法) 10MHz~1.4GHz 2枚重 39~55dB(E-field)
4枚重 50~60dB(E-field)
7.75GHz~13GHz 2枚重 23~42dB(E-field)
4枚重 40~60dB(E-field)
耐久性 室内使用 耐用年数約5年。メーカー保証2年
導電性 表面抵抗(Ω/10×10cm) 縦方向 1.4Ω
横方向 3.3Ω

消防法について

「EMCテント」が消防法に抵触してしまうのでは?といったお問い合わせを多数頂戴しております。 そこで、当社では本社所在地である大阪府和泉市を始め、大阪府大阪市、 神奈川県横浜市、宮城県仙台市といった自治体を所轄する消防に確認を行いました。

  • 1)EMCテントで使われるメッシュ状の素材がもつ特性について説明
    ナイロン繊維に銀をコーティングした特殊なメッシュ状の素材。網目が1mmほどの粗目メッシュにより、通気性・透過性が高く天井面を完全に覆い隠さない。以上より、スプリンクラーからの放水もテント内部に十分に行き渡らせられる。
  • 2)軽量であるため、設置場所の床面委固定させずに使用し、万が一の時にも動かしやすい
    壁や天井に固定せず、床面に自立させて使用する。女性でも動かせるほどに軽量であるため移動も容易、導線の確保も行いやすい。
  • 3)メッシュ状の素材であるため、外部からテント内部の様子が見られる。
    万が一の時にも外から確認することが容易にできる。

主に以上の点について説明を行ったところ、前述の管轄消防では 「消防法に抵触しない」という確認が取れました。 管轄する消防によっては異なる見解が出される可能性もございますので、 こちらからお問い合わせを頂ければ 、所轄消防への確認を当社にて行います。

寸法と性能別価格表(税別)

品番 巾×奥行×高(重量) ネット枚数と性能 販売価格(税別)
EMCT1018-2 1.0×1.8×2m (約11kg) ネット2重(35dB) 900,000円
EMCT1018-3 1.0×1.8×2m (約12kg) ネット3重(45dB) 1,200,000円
EMCT1018-4 1.0×1.8×2m (約13kg) ネット4重(50dB) 1,500,000円
EMCT1818-2 1.8×1.8×2m (約14kg) ネット2重(35dB) 1,350,000円
EMCT1818-3 1.8×1.8×2m (約16kg) ネット3重(45dB) 1,800,000円
EMCT1818-4 1.8×1.8×2m (約18kg) ネット4重(50dB) 2,200,000円
EMCT1827-2 1.8×2.7×2m (約20kg) ネット2重(35dB) 1,700,000円
EMCT1827-3 1.8×2.7×2m (約22kg) ネット3重(45dB) 2,250,000円
EMCT1827-4 1.8×2.7×2m (約24kg) ネット4重(50dB) 2,750,000円
EMCT2727-2 2.7×2.7×2m (約26kg) ネット2重(35dB) 2,150,000円
EMCT2727-3 2.7×2.7×2m (約28kg) ネット3重(45dB) 2,800,000円
EMCT2727-4 2.7×2.7×2m (約30kg) ネット4重(50dB) 3,500,000円

EMSテントは、こんなふうに利用できます。

  • ・電波暗室での本試験を前に予備試験がいつもの作業場でできる
  • ・組み立ては30分以内、場所さえあれば簡易評価試験がどこでも簡単に
  • ・大学や病院等の研究機関で手軽に電磁波シールド環境を作る
  • ・電子機器からの電磁波ノイズによる誤作動防止等、EMC対策として
  • ・携帯電話の基地局からの電磁波のイズ干渉防止
  • ・病院でのテレメーターや外来電磁ノイズによる医療機器等の誤作動防止
  • ・強力な高周波電磁波環境での人体曝露防止

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